気象・海象
潮汐
ちょうせき / Choseki
月と太陽の引力で生じる海面の周期的な昇降。釣果を左右する最も重要な海象要素のひとつ。
潮汐とは、月と太陽の引力、地球の自転による遠心力の作用で生じる海面の周期的な昇降運動を指す。多くの釣り魚は流れに乗ってベイトが動くこのタイミングで捕食モードに入るため、潮汐の理解は釣果に直結する基礎知識である。
潮回りは「大潮」「中潮」「小潮」「長潮」「若潮」に分けられ、月齢に応じて変化する。新月と満月の前後は大潮となり、干満差が大きく流れも強く出る。半月のタイミングは小潮で、干満差が小さく流れが緩やかになる。一般に魚種によって好む潮回りが異なり、青物は中潮〜大潮、メバルやアジは小潮〜中潮で実績が高いといわれる。
注目すべきは「潮位」よりも「潮の動き始め」と「潮止まり」である。上げ三分から下げ七分にかけての時間帯は流れがしっかり出るゴールデンタイムで、多くのフィールドで時合いと一致する。逆に潮止まりは魚の活性が一時的に下がる傾向があるため、休憩や移動のタイミングとして活用したい。
潮汐は地点ごとに大きく異なり、同じ日でも東京湾と大阪湾では満潮時刻が数時間ずれることもある。DAJAPでは釣り場ごとに正確な潮位グラフと干満時刻を確認できるため、釣行前の計画から現場での判断まで一貫して活用できる。