気象・海象
下げ潮
さげしお / Sageshio
満潮から干潮へ潮位が下がっていく時間帯。「下げ七分」が時合いの代名詞。
下げ潮は、満潮の極大値から干潮の極小値へと潮位が下がっていく時間帯を指す。約6時間続き、「下げ始め」「下げ三分」「下げ七分」「干潮直前」と段階的に流速が変化する。
「下げ七分」(満潮から4時間〜4時間半後)は流速ピークの直前にあたり、多くの魚種で時合いとなる。河口域では海水が引いていく際、上流から流れてくる栄養とベイトが集中するポイントが生まれやすい。
下げ潮の特性として、岬の先端や沖磯のサラシでは、ベイトが流れに乗って岬の根まわりに追い込まれる「下げの最終段階」が爆発しやすい。青物のキャスティングゲームではこのタイミングを狙う釣り人が多い。
干潮直前は浅場に魚が落ちて反応が薄くなる。一方、地形によっては干潮で初めて露出するシャローやテトラ帯が、満潮時には見えない狙い場所として浮かび上がる。下げ潮の最終局面は、フィールドの隠れた地形を観察する貴重な時間でもある。DAJAPで満潮時刻と干潮時刻の中間を計算し、下げ七分のゴールデンタイムを逃さないようにしたい。