魚種
キス
きす / Kisu
「砂浜の女王」と称される夏のサーフ釣りの定番。投げ釣りで数を狙う爽快感が魅力。
キスはスズキ目キス科に属する細長い銀白色の魚で、正式にはシロギスと呼ばれる。砂底を好む底生魚で、夏のサーフ(砂浜)からの投げ釣りの代表的ターゲットとして、世代を超えて親しまれている。
投げ竿に天秤仕掛け、ハリは流線型のキス鈎、餌は青イソメや石ゴカイが定番。沖に向かって遠投し、ゆっくりとサビいて広範囲を探る。アタリは「ブルブル」と竿先に明確に現れるため、初心者でも釣り味が分かりやすい。
水温が上がる5月から10月が最盛期で、特に梅雨明けから盆過ぎまでが「キスバブル」と呼ばれる数釣り期となる。早朝マズメから昼前までが時合いで、日中は深場に落ちる傾向がある。
サーフ釣りは風の影響を強く受け、特に向かい風は遠投距離を大きく落とす。風速3メートル以下の朝凪が理想的で、その後に海風が吹き始めるパターンが多いため、早朝集中が効率的。DAJAPの時間別風予報で朝凪の終わり時刻を把握しておくと、撤収判断もスマートにできる。